全国軽自動車協会連合会が発表した6月の軽自動車新車販売台数は、前年同月比2.4%増の15万8356台で、7カ月連続でプラスとなった。昨年に各社が投入した新型車効果が続いており、好調な販売となった。
車種別では、乗用車が同2.3%増の10万8460台で、7カ月連続のプラス、貨物車が同2.4%増の4万9896台で、9カ月連続でプラスとなった。貨物車の内訳は、ボンネットバンが同12.6%減の6791台となったものの、キャブオーバーバンが同15.1%増の2万976台、トラックが同2.6%減の2万2129台だった。
メーカー別では、リコール事件の影響で三菱自動車が同36.3%減の1万3107台となったほかは国産全社が前年を上回った。とくにスバルは同26.0%増の1万3967台で、三菱を抜いた。マツダも同13.0%増の4674台、日産が同221.7%増の7444台と、2ケタの伸びとなった。