ヤマハ発動機、中国・上海市に開発拠点

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ヤマハ発動機は、中国の上海市に、ヤマハブランドの中国製二輪車開発のための新会社を設立したと発表した。7月1日から稼動開始する予定だ。

新会社はヤマハ発動機R&D(上海)有限公司で、資本金は400万ドル(約4億2000万円)で、ヤマハが100%出資する。

同社はこれまで、中国市場向けの二輪車も日本で企画・開発して中国の2つの合弁会社で生産・販売してきた。新会社はヤマハの開発機能の一部を担って、現地のニーズを迅速に反映することを主眼に、台湾をはじめとする他地域、中国に展開する生産拠点と緊密に連携、主に100−250ccクラスを中心に、スクーターなどの二輪車を企画、開発する。

新会社は、設立当初、従業員30人で活動を開始、上海市に土地を取得し、開発施設を2005年中をめどに開発する。中国の顧客のニーズにあった商品を提供していくのが狙い。

《レスポンス編集部》

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