鉄骨がエンジンルームを突き抜け、助手席を直撃

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27日午前、秋田県秋田市内で、軽自動車が道路左側の防風ネットに衝突。ネットを支持する鉄骨がエンジンルームを貫通し、助手席に乗っていたいた女性の腹部に突き刺さる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡している。

秋田県警・秋田署によると、事故が起きたのは27日の午前9時25分ごろ。秋田市柳田付近の県道で、69歳の女性が運転する乗用車が運転を誤って緩やかな右カーブから逸脱。そのまま直進する形で道路左側に設置された防風ネット向かって突っ込んだ。

この際、防風ネットを支持している太さ5cmの鉄骨が軽自動車のエンジンルームを貫通。そのまま助手席側まで突き抜け、同乗していた64歳の女性の腹部に刺さった。女性は救出後、すぐに近くの病院へ搬送されたが、約1時間後に内臓損傷と出血性ショックが原因で死亡している。

警察では運転していた女性がスピードを出しすぎていた可能性が高いとして、業務上過失傷害容疑で事情を聞いており、送検までに容疑を同致死に切り替える方針だ。

《石田真一》

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