今週末のグランプリ開催に向けてカナダ入りしたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。今シーズンこれまでの展開を振り返り、フェラーリのあまりの独走にF1が退屈になってきたと語る。
「僕ら全員にとって退屈な展開になりつつある。だって誰も彼らに勝つことができないんだから。何年も努力を続けているけれど、彼らは僕らには知り得ない何かをやってるに違いない」とラルフ。
今シーズンはまだ表彰台に一度も登れていない苦しい状況について、「明らかに今年は現状より大きなものを期待していたよ。それは間違いない」と語った。
今シーズン限りでウィリアムズとの契約が切れるため、今後の行く先には注目が集まっているが、「ウィリアムズの競争力がどれぐらいなのかを、もうすこし見極めたい」と慎重な姿勢を見せた。
