2日、午前9時より開催された衆議院内閣委員会の答弁で警察庁は、携帯電話の使用方法についての見解を明らかにした。道交法改正案の審議で、民主党・市村浩一郎議員の質問に、人見信男交通局長が答えた。
「携帯電話にはどんな時でも受信できるという利便性がある。イヤホンマイクの使用はいいと聞いているが……」(市村議員)
「運転中は電源を切ったり、ドライブモードにして呼び出し音が鳴らないようにするのが望ましい。イヤホンマイクを用いて使用する場合は規制の対象になっていないが、事故防止の観点からおすすめするのは、呼び出し音がならなくすることだ」(人見交通局長)
道交法改正案では、運転中に携帯電話を“手で保持して”通話やメールすることを禁じている。