日産ディーゼル工業は、取締役会で、ストックオプション制度を導入するため、新株予約権を発行することを決めた。6月25日開催の定時株主総会で提案、承認を求める。
同社は昨年9月、新長期経営計画を発表、資本増強や減資による財務体質の抜本的な改善を実行した。排ガス規制強化に伴う特需で、トラックの販売が好調に推移していることもあって業績も回復していることから、ストックオプションを発行する。
ストックオプションを発行するための新株予約権は普通株式280万株が上限で、権利行使期間は2006年7月1日から2011年6月30日まで。