フィアット第1四半期決算…新型車のおかげて赤字幅縮小

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フィアット第1四半期決算…新型車のおかげて赤字幅縮小
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フィアットが発表した第1四半期決算は、主力の乗用車部門で新型車が好調だったこともあり、最終赤字は1億9400万ユーロ(258億円)と、大幅に赤字幅が縮小した。

売り上げは、乗用車、商用車ともに前年同期比プラスとなったが、前年の航空宇宙部門売却による減少もあり、全体の売り上げ高は、前年同期比9.2%減の111億7600万ユーロ(1兆4864億円)となった。

1億9400万ユーロ(258億円)の最終赤字額は、前年同期の6億8100万ユーロ(905億円)から、大幅に縮小しているが、これは『パンダ』など、昨年投入した新型車がヨーロッパを中心に好調だったことによる。

2004年通期では、営業利益(第1四半期は1億5800万ユーロの赤字)が、収支トントンになるとの見通しを示している。

また、5月上旬まで続いたメルフィ工場でのストライキは、同工場とフィアットの他の工場との間に存在した賃金格差を解消することで、労資が合意に達している。

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