有名になりたくて交番を破壊…少年を逮捕

自動車 社会 社会

16日未明、東京都杉並区内にある警視庁・荻窪署管轄の交番に対し、少年2人が乗ったバイクが突っ込むという事件が起きた。

2人で交番の窓ガラスを破壊するなどしたが、交番内にいた31歳の巡査長に取り押さえられ、公務執行妨害と器物損壊の現行犯で逮捕されている。また、交番に向かって消火器を投げつけようとしていた1人も同容疑で逮捕された。

警視庁・荻窪署によると、事件が起きたのは16日の午前2時30分ごろ。杉並区上井草2丁目付近にある同署・今川交番の入口付近に2人の少年が乗った原付バイクが突っ込んだ。

当時この交番には当直中の31歳巡査長がいたが、少年2人は巡査長の目前で入口付近の窓ガラス2枚を破壊。そのまま逃走しようとしたが、巡査長が走って追いかけ、数メートル先の路上で2人を確保。器物損壊と公務執行妨害の現行犯で逮捕した。

また、この少年らが取り押さえられるのを目撃し、持っていた消火器を路上に捨てて逃走しようとしていた別の少年1人も続けて逮捕されている。

3人はいずれも16歳の少年で、中学時代の同級生という。警察の調べに対しては「交番を壊したとして有名になりたかった」、「騒ぎを起こして目立ちたかった」などと供述しているようだ。

警察では突入に使ったバイクの所有者を調べるとともに、供述内容に不審な点もみられることから、この3人をさらに追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集