1−3月の実質GDP、高い成長率を維持

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内閣府が18日発表した、2004年1−3月のGDP(国内総生産)は、物価変動の影響を除いた実質で前期(2003年10−12月)にくらべ1.4%のプラスと8期連続のプラス成長となった。年率換算では5.6%成長となり、前期の6.9%に続き高い成長を維持した。

1-3月期の実質GDPに対する寄与度は、内需によるものがプラス1.1%、外需が同0.3%だった。デジタル家電や春物衣料の販売好調により個人消費が前期にくらべ1%増加した。住宅投資も同0.6%増とプラスに転じた。設備投資は前期(6.9%増)の反動減もあり2.4%増にとどまった。輸出は、アジア向けの鉄鋼などが伸び、同3.9%増となった。

2003年度の実質GDPは前年度比3.2%増となり、政府見通しの2.0%を上回った。水準としては1996年以来の高い成長となった。

《編集部》

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