欧州自動車製造者協会(ACEA)が13日に発表した西ヨーロッパ(EU15カ国+EFTA)の4月の乗用車の新規登録台数は、127万1876台の前年同期比4.1%増と3カ月連続してプラスとなった。
1−4月の累計は、518万5894台、同3.2%増となった。また、5月に新たにEUに加盟した10カ国のうち、マルタとキプロスを除いた8カ国を加えたヨーロッパ全体の4月の新規登録台数は、136万3844台(同5.0%増)となった。
主要国では、ドイツが29万7126台(同3.4%増)、イタリアは20万8100台(同13.3%増)、スペインが12万5263台(同4.0%増)の伸びを示したものの、イギリスは18万7004台(同3.8%減)、フランスも17万3639台(同4.0%減)と前年割れになった。
企業グループ別では、VWフォルクスワーゲングループが22万9677台(同1.6%増)、フォードグループが14万2873台(同6.4%増)、GMグループが12万0569台(同7.6%増)など。マイナスはPSAプジョーシトロエングループの18万1024台(同3.3%減)と、ダイムラークライスラーグループの8万4070台(同2.2%減)。
日本メーカー全体では、16万6307台(同13.0%増)と引き続き好調を維持。中でも、三菱は26.5%増の1万0880台と高い伸びを示した。