減速せず…追突され小学生2人が死亡

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17日午後、東京都八王子市内の都道で、41歳男性の運転する軽自動車が赤信号に従って減速しようとしていたところ、後続の乗用車が減速しないまま突っ込んだ。軽自動車はさらに前のクルマにも衝突。乗っていた小学生2人が相次いで死亡した。

警視庁・八王子署によると、事故が起きたのは17日の午後1時30分ごろ。八王子市美山町付近の都道で、41歳男性の運転する軽自動車が前方の信号機が赤信号に変わったことに従い、減速しようとしたところ、後続の乗用車が50−60km/h程度の状態で突っ込んできた。

男性の軽自動車は前方に止まっていた普通トラックとの間に挟まれ、前後が大破。運転していた男性は自力で脱出したが、大破した後部座席に9歳の女児と8歳の男児が閉じ込められた。

八王子消防署のレスキュー隊が車体を壊すなどして救出作業に当たったが、2人とも収容先の病院で相次いで死亡が確認されている。

警察では後続車を運転していた64歳の女性が前方の渋滞を見落としたことが原因とみて、女性の回復を待って業務上過失致死傷容疑で検挙する方針だ。

《石田真一》

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