3月の米新車販売台数は、前の年の同じ月にくらべ4%増の158万8000台あまりとなり、3カ月連続で増加した。日本メーカーは、ピックアップトラックなど商用車の販売が好調だった。
日本メーカーの商用車販売は、トヨタ自動車が前年同月にくらべ19%増、日産自動車が同70%増と2社が増えた。ホンダ、マツダ、三菱自動車はマイナス。三菱は同13%減と不調だった。
乗用車はトヨタ、ホンダが同5%減となったが、日産は同13%、マツダは同63%の増加となった。三菱も同2%増だった。
ビッグスリーは、乗用車販売でフォードモーターとダイムラークライスラーがマイナスになったが、ゼネラルモーターズ(GM)は9%増加した。フォードは、商用車販売で9%増とプラスを維持した。
同月のシェアは、乗用車・商用車合計でビッグスリーが59.3%と前年同月より0.4ポイントのダウン。日本メーカーのシェアは30.2%と、1ポイント上昇した。