フィルター不足でDPF違法改造---東京都が自主回収を指導

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東京都は1日までに、都が指定した仕様と異なるDPF(粒子状物質減少装置)を販売したとして都内の「シルバーメディカル」(文京区)に販売停止と自主回収を指導した。

同社は都からカナダ製DPFの指定を受けていたが、これまでに販売した約400台分のうち、約350台分について、カナダ製ではなく、中国製フィルターを使って日本で製造した製品を販売。さらに、フィルター内に穴を空けたり、貫通パイプを通すなど、指定の仕様と異なる構造を採用していた。

フィルター部品の供給不足による苦肉の策だったもようだが、同社は都の指導を受け、これまで販売したすべての製品を回収し、指定品への交換を無償で行う。

《編集部》

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