孫と接触したことでパニック、ついアクセルを…

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25日夜、鹿児島県鹿児島市で、自宅の駐車場にクルマを止めようとしていた52歳の男が、親族と接触したことでパニックとなってアクセルとブレーキを踏み間違え、クルマを暴走させた。

この事故で27歳の女性が重傷、1歳の男児が意識不明の重体となった。警察ではクルマを運転していた男から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

鹿児島県警・鹿児島中央署の調べによると、事故が起きたのは25日の午後10時20分ごろだという。鹿児島市吉野町付近の市道に隣接する自宅駐車場にクルマを駐車しようとしていた52歳の男が、バックする際にこの男の義理の娘(長男の妻)にあたる27歳の女性に接触した。

男はこれが原因でパニック状態となり、ブレーキとアクセルを踏み間違えた結果、クルマは暴走。女性と、女性が抱いていた1歳の男児をはねた。男児は勢いよく跳ね飛ばされる状態となり、頭を強打して意識不明の重体。女性も全治1カ月程度の重傷を負った。

警察では男から事故当時の状況を聞いているが、依然としてパニック状態のままらしく、取り調べは進んでいないようだ。

《石田真一》

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