【新聞ウォッチ】日経の「優れた会社」---ホンダ2年連続で首位

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年2月23日付

●欧州ディーゼル車好調、シェア5割突破の勢い。CO2削減優先低燃費も追い風。NO2で及び腰日本も本格参入(読売・9面)

●道路公団工事、99%、天下り先が受注、予定価格の98%で落札、「官製談合」指摘も(毎日・1面)

●3月期見通し、トヨタなど最高益続出、キーワードは「米国」「中国」「デジタル」(産経・1面)

●競うライバル物語:スカイラインVSロータリー車「勝つためだけに生まれた車」(産経・14面)

●タイヤ直撃死亡事故、容疑者宅など捜索(東京・27面)

●2003年度「優れた会社」2年連続でホンダ首位 本社調査(日経・1面)

●自工会、ロシアに撤回要請へ、来月に代表団派遣、輸入車関税引き上げ(日経・9面)

ひとくちコメント

2004年3月期の連結決算で過去最高の最終利益を発表する企業が続出しそうだという。きょうの産経が1面トップで報じている。

それによると、米国での販売が好調な自動車、デジタル機器需要に沸く電機・精密機器、次世代携帯電話に切り替えが進む情報通信などに加え、海運、製紙、商社など中国ビジネス関連も元気だという。

なかでも、トヨタ自動車が1兆円、ホンダ4730億円、スズキ350億円、ヤマハ発動機も400億円を見込んでいる。

一方、日経は独自調査による2003年度「優れた会社」を発表したが、前年に引き続きホンダが1位、2位に日産自動車が(前年4位)浮上、トヨタも7位(同9位)に順位を上げた。このほか、自動車関連では、デンソーが12位、アイシンが17位、豊田自動織機も26位とベスト30に入っている。

しかし、四輪メーカーでは、ホンダ、日産、トヨタの3社を除くと、スズキの73位が最高で、上位とその他との落差がはっきりしてきた。

《福田俊之》

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