三菱自動車は、2003年4−12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比4.3%減の1兆8319億円となり減収となった。期中の新車販売台数は同5.2%減の111万3645台と低迷した。
地域別の販売台数では、日本が同8.5%増の25万3428台と好調だった。これは軽自動車のeKワゴンの販売が伸びたのが主因だ。北米は販売競争の激化と販売金融与信の絞り込みで、同35.0%減の17万1670台と大幅に落ち込んだ。
欧州は東欧を中心に販売が好調に推移し同12.9%増の16万6468台と好調だった。アジアその他地域は同1.4%減の52万2079台と微減だった。これはオーストラリア、マレーシアでの販売が苦戦したため。
第3四半期の損益は公表していない。