【新聞ウォッチ】新種ウイルス「マイドゥーム」、襲撃

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2004年1月28日付

●「ブレーク」:エルエヌジージャパン・米沢健一社長「フェアレディZにぞっこん」(読売・8面)

●フェアレディZに高級感ある2人乗り「タイプE」発売へ(読売・11面)

●マイドゥーム、米で猛威、コンピューター新型ウィルス(読売・39面)

●道路公団改革「利益は必要」奥田・日本経団連会長(朝日・9面)

●三菱自工を再捜査、タイヤ脱落事故、情報、周知徹底せず、神奈川県警(毎日・26面)

●成田空港公団、トヨタ式でコスト削減、落札後再び交渉、着陸料金値下げへ(産経・11面)

●今後の世界経済は「ダボス会議」カルロス・ゴーン日産社長、中国車に輸出競争(東京・8面)

●三菱電機、自動車部品5工場新設、日米比などに100億円投資(日経・13面)

●トヨタ、トルコ工場、5割増強、新型車生産、欧州販売を強化(日経・13面)

ひとくちコメント

コンピューターの新種ウイルス「マイドゥーム」が欧米を中心に感染が広がっており、日本でも大規模感染に発展する恐れがあるという。

きょうの読売などが警告記事を掲載しているが、コンピュータソフト会社などは昨夏流行した「ブラスター」と同様、6段階で最も危険度の高い「高」に指定し、警戒を呼びかけている。

マイドゥームは電子メールの添付ファイルとして広がり、マイクロソフトのOS(基本ソフト)「ウィンドウズ」に感染する。ファイルを開くと感染し、感染したパソコン内から無作為に抽出したメールアドレスあてに、感染ファイルを添付したメールを大量に送るという。メールのタイトルは「error」などの英文で、日本でも感染被害が広がっているという。

思えば、27日午前からトヨタ自動車のホストコンピューターが一時稼働を停止していた。筆者も早朝送ったトヨタ宛のメールが夕方届くというハプニングが起こっていた。

《福田俊之》

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