今年は少ないと思っていたのに……新幹線線路をクルマ走る

自動車 社会 社会

18日夜、山形県山形市内のJR奥羽本線(山形新幹線)の踏切に79歳の男性が運転する乗用車が進入。上り線の線路上を約100mに渡って走行するというトラブルが起きた。

男性にケガは無かったが、下り線を走行していた普通電車の運転士がこれを発見して緊急停車するなどしたたため、山形新幹線の列車4本に最高54分の遅れが出た。

山形県警・山形署の調べによると、トラブルが起きたのは18日の午後7時ごろだという。山形市吉原1丁目付近のJR奥羽本線(山形新幹線)・南館踏切から79歳の男性が運転する乗用車が誤って線路内に進入。そのまま上り線の線路上を約100m走った。

男性のクルマは途中でスタックして走行できなくなったが、現場を通過しようとしていた下り普通電車の運転士が線路上に止まっているクルマを発見。緊急停止の措置を取った。急ブレーキが効いたため、電車とクルマが接触するような事態も起こらず、男性も無事だった。

しかし、クルマの撤去に手間取り、上り線を走る予定だった東京行きの山形新幹線つばさ号3本に最大54分の遅れが出たほか、普通列車2本にも同24分の遅れが出た。

警察では過失往来危険容疑でクルマを運転していた男性から事情を聞いているが、男性は「積雪のため、線路と道路を見誤った」などと話しているという。

山形新幹線では2001年冬に踏切への誤進入事故が続発。一部踏切では冬季閉鎖を実施するなどして再発防止に努めた。雪の多い年はこうしたトラブルが続く傾向にあるが、今年はこれまでの積雪量が少ないことから「誤進入が起こる可能性は低い」とみられてきたのだが…。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集