日本道路公団では2003年12月26日−04年1月4日の年末年始時期での高速道路の交通状況の結果を発表した。利用状況は、約358万1000台/日で、昨年の同時期の339万6000台/日に比べると、約5.4%増加したことになる。
下り線では目立ったピークがなかった。上り線は1月2日と3日に渋滞が集中した。10日間の利用状況を見ると26日が最も利用者が多く、54万8000台の利用状況だった。
いっぽう12月末でセットアップ210万台を突破したETCについては、期間中全国の高速道路のETC利用台数が約39万2000台/日。約10万6000台/日だった昨年の約4倍となった。
関越自動車道新座料金所では、ピーク時(12月29日16時−17時)の通行台数は、一般車両が2640台に対してETC利用車両が600台で、全体の18.5%がETC車両だったことになる。昨年はわずか4.3%しか利用しなかったことを考えると、利用率は飛躍的に伸びたといえる。