2003年のマツダは、欧州自動車製造者協会(ACEA)の統計による西欧での販売台数は20万5000台と、前年比3割を超える伸びを示す見通しだ。
03年初からは、02年に欧州カーオブザイヤーで2位となった『Mazda 6』(日本名『アテンザ』)が好調だった。後半は、03年の欧州カーオブザイヤーでやはり2位となった『Mazda 3』(日本名『アクセラ』)が牽引した。さらに、03年1月からスペインのパレンシア工場で生産を開始した『Mazda 2』(日本名『デミオ』)が年間を通じて好調を維持したことも大きい。
2004年も、この3車の好調が期待できそうだ。特にMazda 3の欧州での人気は高く、2003年秋の発売以降から受注が殺到。2004年もこの傾向が続くと見られている。