日本自動車輸入組合が発表した11月の輸入車新車販売台数は、前年同月比8.5%増の2万2515台となり、2カ月連続でプラスとなった。トヨタの『アベンシス』の上乗せで、日本メーカーの海外生産車が急増したのが主因。
外国メーカー車は同1.0%減の1万9147台で、11カ月連続でマイナスとなった。これまで販売を伸ばしてきたプジョーやフォルクスワーゲンの小型車が不振だったため。外国メーカーの小型車は同1.1%減と20カ月ぶりにマイナスだった。
日本メーカーの海外生産車は同137.0%増の3368台と倍増した。10月から英国で生産しているトヨタのアベンシスの販売がスタートし、販売台数が倍以上に急増した。