17日夜、京都府京都市伏見区内のコンビニエンスストア駐車場で、21歳の男が運転するクルマが暴走し、ガラスを突き破って店内に侵入した。この事故で店内にいた女性2人が足を打撲するなどの軽傷を負っている。
京都府警・伏見署の調べによると、事故が起きたのは17日の午後7時ごろ。伏見区深草柴田屋敷町付近にあるコンビニエンスストアの駐車場で、駐車しようとしていた乗用車が突然エンジンの回転数を上げて暴走。そのまま直進して雑誌コーナー付近から店内に侵入した。
当時この店の中には客7人と店員4人がいたが、このうち駐車場側から見た場合には一番奥側となる弁当・惣菜コーナーにいた43歳と13歳の母子が突入してくるクルマに気づくのが遅れ、倒れてきた商品棚の下敷きになるなどして、足に軽傷を負っている。
警察では暴走した乗用車を運転していた21歳の男から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、この男は取り調べに対して「ブレーキを踏もうとしたら、それがアクセルだった。パニックに陥って踏み続けたのもアクセルだった」と話しているという。
男は4日前に運転免許証を取得したばかり。この日は自分が普段アルバイトしているコンビニに買い物に訪れていた。停止する位置を微調整しようとした際、ペダルの踏み間違いを生じさせたようだ。