気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年11月18日付
●株価下落、終値9786円、市場のもろさを露呈(読売・2面)
●近藤参院議員辞職許可、奥田碩日本経団連会長、小泉首相に「遺憾」表明(読売・4面)
●江戸川、構造改革特区申請、区職員で駐車違反取り締まり(読売・32面)
●愛知博、レセプションに政府代表ら300人(読売・38面)
●高速料金、不正割引15億円、別納制度対象外事業者が利用(読売・39面)
●JR中央線、開かずの踏み切り車両規制を拡大、歩行者を優先(読売・39面)
●ひと:トヨタなどがつくる中高一貫校の初代校長に起用される伊豆山建夫さん(朝日・2面)
●レガシィ効果、富士重工増益、9月中間(朝日・11面)
●ホンダからベース車両、光岡自動車が受給契約(産経・8面)
●競うライバル物語、砂漠を走るラリー界の両雄、篠塚、増岡選手(産経・14面)
●デザインが主役、新車+最新ファッション(産経・30面)
●GM、対日小型車見直し、「シボレー」に一本化、オペル車、中型車ブランドに、「縮小均衡」(日経・11面)
●ブラジル製「カローラ」中南米20カ国に輸出先を拡大(日経・13面)
ひとくちコメント
政府が地域を限定して規制緩和を行う「構造改革特区」で、東京都江戸川区が違法駐車を区職員が取り締まれることを認めてもらう「特区」を申請した。きょうの各紙が都内版などで取り上げている。
江戸川区は東京23区の中で犯罪発生件数が最悪という。「区の職員が駐車違反の取り締まりを行うことで、警察が防犯活動や犯罪捜査の解決に力を入れてもらうのが狙い」としている。
区によると、区職員がミニパトカーの婦警のように違法駐車のパトロールを行い、違反が確認されればデジタルカメラで状況を撮影し、警察に電子メールで送信、警察で反則行為を確認して承認後、区職員が反則切符の交付やレッカー移動などの措置を行うという。
違反駐輪の撤去作業に加え、こんどは違反車両の取り締まり強化に乗り出すという区の職員に敬服するが、違反を巡ってドライバーとの間にトラブルが新たな発生しなければいいが……。