衝撃的な死から早10年目を迎える2004年は、ブラジルにとって大々的なアイルトン・セナ・イヤーとなるようだ。ブラジルでは輝かしい栄光に満ちた人生を送ったセナを偲ぶためのコンサートやイベント、展覧会が企画されるという。
「このイベントはブラジル人であることを誇りに思っていたアイルトンを讃えるために開かれます」と実姉ビビアン・セナさんは記者会見で語った。展覧会は故郷であるサンパウロを皮切りに、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、日本などを巡る予定。彼の命日である5月1日にはコンサートが企画されているという。
現在ビビアンさんが代表を務めるアイルトン・セナ財団ではブラジル国内の270万人の青少年に救いの手を差し伸べているという。