『綺羅』は東京の夜を4人でクルージングする若者のクルマである。つまりクルーザーなわけで……。若者が乗る大人のクルーザとは? 若者がこのクルマで大人の仲間入りをできるのだ。---そんなコンセプトのオープンカーが綺羅である。
デザイナーの米山爾氏は「屋根やサイドウインドウがないのは、晴れた日や雨の降らない夜に余裕のあるドライブを楽しむ為のクルマだからです」と語る。エクステリアデザインは折鶴をイメージしたカットラインやディティール処理、インテリアは着物のイメージで、和のテイストを出しているという。なお綺羅のワールドデビューは昨年のパリサロン。
ショールームに並ばないクルマやコンセプトカーに興味があるなら、カロッツェリア館に足を運ぶ必要ありだ。