日野自動車は7日、中型トラック『レンジャープロ』を、新短期排出ガス規制と超低PM(粒子状物質)排出ディーゼル車認定制度の最高ランクである「4つ星」に適合させ、10月20日から発売する、と発表した。日野が超低PM車を投入するのは、小型トラック『デュトロ』に続く第2弾。
超低PM車は、現行排ガス規制値を85%下回るディーゼル車を国土交通省が認定する制度。日野では、ディーゼル車の環境対策に率先して取り組むため、低PM車認定制度での「4つ星プロジェクト」を推進している。小型トラックは8月20日に同認定を取得、今回の中型トラックが第2弾となる。中型トラックでの4つ星取得は業界で初めてとなる。
4つ星を取得すれば、PMの排出量は、2005年からの新長期排出ガス規制レベルをすでにクリアしたことになる。日野は、大型トラックも近く全面改良する予定で、4つ星を取得する見通し。