日本自動車輸入組合が発表した9月の輸入車販売実績は、前年同月比8.3%減の2万7351台となり、マイナスとなった。
メルセデスベンツやBMWの純輸入車の販売が低迷、日本メーカーの海外生産車も足を引っ張った。前年同期にヤナセがメルセデスベンツの販売キャンペーンをい展開、販売台数が急増した反動もあった。
外国メーカー車は同8.2%減の2万5403台だった。フォルクスワーゲンは横ばいだったものの、ベンツやBMW、プジョー、ボルボなどの主要モデルの販売が低迷した。
日本メーカーの海外生産車は同9.4%減の1948台にとどまった。これまでホンダ『フィット・アリア』や同『エレメント』、トヨタ『ヴォルツ』の輸入販売開始で上乗せされていたが、需要が一巡したかっこうだ。