日本自動車販売協会連合会が1日発表した、2003年度上半期(4-9月)の、新車登録台数は、前の年度の同じ時期にくらべ、0.5%増の190万2230台となり、2年ぶりに前年水準を上回った。ディーゼル排ガス規制による代替需要で、貨物車の販売が増加した。
乗用車の販売は、前年同期にくらべ1.3%マイナスの147万8336台となり、4年ぶりに減少した。普通乗用車は、同9.3%増の35万4382台と3年ぶりに増加したが、小型乗用車が、同4.2%減の112万3954台と、4年ぶりに前年水準を下回った。小型乗用車のマイナスは、ホンダ『フィット』の減速が大きく響いた。
貨物車の販売は、前年同期にくらべ6.7%増の41万3331台となり、3年ぶりに増加した。普通貨物車が(中・大型)が、同59.1%増の5万7957台と大幅に増えた。小型貨物も同1.3%増の35万5374台だった。