京都府警は1日、駐車禁止や速度違反などを繰り返しながら、罰金の支払いや警察への出頭を理由無く拒んだ違反者の一斉検挙に着手し、30人を道路交通法違反の各種容疑で逮捕したことを明らかにした。出頭無視した回数は最高で9回だったという。
京都府警・交通捜査課によると、今回の一斉検挙はきちんと罰金を払っている違反者との公平性を確保する目的で行われている。
各自の違反は駐車禁止や速度違反など比較的軽微なものだが、今回の摘発対象となった30人は罰金を払わず、平均して4回、最高では9回の出頭無視を繰り返していた。
府警では今後もこうした違反者の摘発を重ね、不公平感の一掃を図りたいとしている。