追い越し車線のクルマが走行車線のクルマにタックル

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23日午後、新潟県柿崎町内の北陸自動車道上り線で、追い越し車線を走っていた40歳の男が運転する乗用車が、走行車線側に戻る際に別の乗用車の右側面に衝突し、このクルマを鉄製の防護柵に向かって弾き飛ばすという事故が起きた。この事故で弾き飛ばされたクルマを運転していた65歳の女性が重傷、助手席に乗っていた66歳の男性が死亡した。

新潟県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは23日の午後1時30分ごろだという。柿崎町直海浜の北陸自動車道上り線で、40歳の男が運転するクルマが追い越し車線から走行車線に戻ろうとした際、走行車線にいた65歳の女性が運転するクルマの右側面に衝突した。

この事故で女性のクルマは路肩側に設置されていた鉄製の防護柵に向かって弾き飛ばされこれに激突。クルマは大破した。このクルマの助手席に乗っていた66歳の男性が全身を強く打って即死、運転していた女性も重傷を負った。

警察では事故を引き起こした40歳の男から事情を聞いていたが、この男が左側の後方確認をしないまま、漫然と車線変更を行っていたことがわかったため、業務上過失致死傷の容疑で逮捕している。

警察では「あまり例がないタイプの事故。被害者の女性の回復を待ち、当時の状況を解明したい」と説明している。

《石田真一》

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