花火見物客パニック…衝突時にはすでに心肺停止!?

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20日夜、北海道釧路市内の市道で、花火見物を行っていた観客に70歳の男性が運転するRVが突っ込み、3人が軽傷を負うという事故が起きた。RVを運転していた男性は事故当時すでに心肺停止状態で、意識を失ったまま観客に向かって突っ込んだとみられる。

北海道警・釧路署の調べによると、事故が起きたのは20日の午後7時35分ごろだという。釧路市鳥取大通1丁目付近の市道上で、花火大会の見物をしていた観客の列に車止めを押し倒すようにして進行してきたRVが突っ込んだ。

この事故によって、花火見物していた38歳の男性ら一家4人がRVにはねられ、このうち3人が軽傷を負った。

RVは4人に突っ込んだ後もそのままゆっくりと走り続け、現場は一時パニックとなった。その後、歩道に接触して停止したが、このクルマを運転していた男性は発見当時すでに心肺停止状態で意識も無く、収容先の病院で1時間後に死亡が確認された。

男性は循環器系の疾患があったとみられており、クルマを運転中に心臓発作などを起して意識を失い、そのまましばらく暴走を続けていたものとみられる。

現場の市道は警察が車両通行止めの措置を取っており、花火を見物に訪れた市民で混雑していた。

《石田真一》

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