カーナビなど盗品をオークション出品、保証書でバレた!? 

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京都府警は25日、盗んだカーナビやDVDプレーヤーなどの家電製品をオークションに出品していたとして、31歳の男を24日までに窃盗容疑で逮捕していたことを明らかにした。被害総額は30万円相当だが、警察では他にも余罪があるとみて男を厳しく追及していく方針。

京都府警・上鴨署の調べによると、この男は今年5月28日深夜から29日未明に掛けての間、京都市北区鷹峯千束町の民家に侵入し、倉庫内に保管されていたカーナビゲーションやDVDビデオデッキなどを盗んだ疑いが持たれている。

盗まれた品の所有者である23歳の男性は「オークションに出品されるかもしれない」と考え、毎日チェックしていたが、数日後に盗まれたものと同じ機種のカーナビが出品されていることがわかった。

男性はさらに、この出品者のリストを参照したところ、同時に盗まれた品のいくつかが一緒にオークションに出されていることも発見し、落札した上で出品者の住所などを警察に通報した。

盗品をオークションに出品するという例は後を絶たないが、今回の逮捕のきっかけとなったのは商品自体に添付されていた保証書。男性は保証書のコピーを別に保管しており、それがあったために出品した品と盗まれた品の照合作業が容易だったという。

《石田真一》

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