ヤマハ発動機、02年度のCO2削減目標は未達に

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ヤマハ発動機は24日、2003年版の環境報告書を発行した。地球温暖化防止のため取り組んでいる二酸化炭素排出削減は、売上高の増加に省エネが追いつかず、目標を達成できなかった。

同社は2002年度の二酸化炭素排出量を11万トンとしていたが、実績は11万6604トンとなり6604トンのオーバーとなった。売上高に対する排出原単位は、1990年比18%削減したが、売上高自体が前年度に比べ9%増の6079億円と、2年ぶりに増加。売上増に対して省エネが追いつかず、二酸化炭素排出量も前年度に対し6000トンあまり増えた。

廃棄物削減では、自社事業所での埋め立て処分量のゼロ化を2002年10月に達成した。04〜07年には外部委託先での埋め立てをゼロ化、さらに08〜10には、外部委託処理量をゼロにする。

《編集部》

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