パトカー内で異臭攻撃! ひるんだ隙に窓から逃走

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22日未明、北海道千歳市で建造物侵入容疑で現行犯逮捕した男が移送中のパトカーの中で脱糞し、警察官が異臭に驚いて窓を開けた隙に逃走するという事件が起きた。着替えのために自宅に戻っていることも確認されたが、依然行方はわかっていない。

北海道警・千歳署の調べによると、発端となった建造物侵入事件が起きたのは22日の午前0時55分ごろだという。千歳市上長都にある事務所の侵入警報装置が作動したという連絡が警備会社から寄せられ、千歳署員3人が現場に急行したところ、室内で物色している男を発見。建造物侵入の現行犯で逮捕した。

署員は現場で簡単な職務質問を行い、男が札幌市西区に住む32歳の無職ということを把握してからパトカーに乗せ、千歳署に向かおうとした。ところが男は移送中のパトカー車内で「もう我慢できない」と言いながら脱糞。その異臭に耐えかねた警察官がパトカーの窓を開けたところ、男は身を翻すようにして開けられた窓から外に逃げ出した。

当時このパトカーは50km/hで走っており、直後に急停止して男の後を追ったが、すでに姿を消していたという。パトカーには3人の警察官が乗っており、通常は容疑者の左右に座って身動きが取れないようにするが、当時は後部座席に1人の警官しか座っていなかった。

男は手錠を掛けられた状態で逃走していることから、警察では付近に隠れているものとして捜査を続けたが、男が住んでいると称したアパートを捜索したところ、逮捕当時に使用していたとみられる衣服が残されていることを発見した。このことから男は着替えに一旦戻ったばかりか、手錠を外している可能性も高いとみられている。

北海道警では「パトカー内での警官の配置など、様々な要因が重なったことで結果的に容疑者に逃走の隙を与えてしまった。今後も全力でその行方を追う」とコメントしている。
《石田真一》

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