マツダが発表した5月の生産・販売状況によると、国内生産は前年同月比1.4%増の6万1229台と、3カ月ぶりにプラスとなった。国内販売が好調に推移したため。
国内生産で好調だったのは『アテンザ』や『デミオ』、『ボンゴトラック』、『ボンゴバン』が好調だったためだ。国内販売は同13.4%増の2万2125台と10カ月連続でプラスとなり、底を脱した。デミオ、アテンザに加えて『RX-8』の市場投入で、お客の来店が急増したことが好影響をもたらしている。
輸出は同19.9%減の3万3914台と大幅マイナス。アテンザや『トリビュート』は好調だったが、北米向け『ファミリア』のマイナスとデミオの輸出がフォードのスペイン工場への委託に切り替わった影響が大きい。
海外生産は同6.6%増の1万5543台と9カ月連続のプラス。