「ブンブンうるさいんじゃあ!!」兄貴の呼びかけは暴走族に届くか

愛知県警は18日、暴走族追放を呼びかけるテレビコマーシャル(以下CM)を制作、今月21日から名古屋ローカルで放送開始することを明らかにした。元プロボクサーの赤井英和さんが出演し、「ブンブンうるさいんじゃあ!!」と一喝する内容となっている。

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愛知県警・非行集団対策課は18日、暴走族追放を呼びかけるテレビコマーシャル(以下CM)を制作、今月21日から名古屋ローカルで放送開始することを明らかにした。元プロボクサーの赤井英和さんが出演し、「ブンブンうるさいんじゃあ!!」と一喝する内容となっている。

このCMは愛知県警が制作したもので、15秒バージョンの1本のみが用意される。名古屋エリアの民放5社で今月21日からオンエアーされるが、放送エリアの関係上から本来は管轄外となる岐阜県や三重県でも視聴することは可能だ。

内容は暴走族の追放を呼びかけるというもの。オープニングの約5秒間、暴走行為を繰り広げる暴走族のバイクが映し出され、その後に赤井英和さんが「ブンブンうるさいんじゃあ!! 暴走族は時代遅れや、めっちゃダサイでぇ」と一喝。最後に「ガツンとやるでぇ!!」と暴走族には厳しく対処するという警察の姿勢を表現する言葉で締めくくる。

愛知県警の制作するCMは「インパクト抜群!」と広告業界の評判が非常に高く、これまでにも飲酒運転の厳罰化を伝える「ビール1杯30万円」バージョンで全日本シーエム放送連盟賞を受賞している。

また、レポーターの東海林のり子さんがひったくり被害を報じている際にマイクをひったくられるシーンを映し、ひったくり被害発生の増加を伝える「ひったくりは身近に」バージョンでは、油断することができないということをインパクトたっぷりの画像で伝えている。

今回のCM制作は今年1月に決定していたが、今年4月の愛知県暴走族追放条例施行を待って放送開始する方針を決めていた。赤井英和さんをキャスティングした理由については「硬派なイメージが暴走族の少年には兄貴分のように見え、説得力があると判断した」と説明している。

愛知県には現在も約1900人の暴走族メンバーが存在しているとみられる。硬派な兄貴分の訴えは果たして暴走族メンバーの心に届くのか。
《石田真一》

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