イギリスでの報道によると、エディ・ジョーダンが携帯電話通信の世界的企業ボーダフォンを提訴しているという。
ジョーダン側によると数年前にボーダフォンはジョーダンとスポンサーシップを締結することで合意したにもかかわらず、フェラーリに乗り換えたため、損害として2億2000万ドル(約250億円)を要求しているという。ボーダフォン社の主張はジョーダン側と食い違いをみせており、数週間のうちに法廷対決が実現しそうだ。
ボーダフォン社は年間5000万ドル(約56億円)をフェラーリ側に支払っているほか、5つのグランプリでサーキットスポンサーを務めているなど現在のF1に欠くことの出来ない存在となっているが、もし敗訴した場合は、通信の巨人でさえもF1においては将来に暗雲がたれ込めることになりそうだ。