埼玉県警の捜査車両から盗まれた防弾チョッキ、手付かずで発見される

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埼玉県警の捜査車両が車上荒らしの被害に遭い、車内に搭載されていた防弾チョッキ2着が盗まれていた問題について、県警は2日、盗まれた防弾チョッキが蕨(わらび)市内の空き地で発見されたことを明らかにした。県警では車上荒らしの犯人が処理に困り、捨てたものとみて、指紋などが残留していないか調べを進めている。

埼玉県警・浦和東署、同・蕨署の調べによると、この車上荒らし事件が起きたのは29日深夜から30日未明にかけてだという。

県警の公安二課に所属する55歳の警部が翌日早朝からの捜査に備え、県警の捜査車両でさいたま市緑区内の自宅に帰宅した。捜査車両は自宅近くの駐車場に保管していたが、この警部が翌朝出勤しようとした際、クルマのガラスが割られていることを発見した。

警察無線機器などは無事だったが、後部座席に袋入りの状態で置かれていた防弾チョッキ2着と、捜査に関連するメモ類などが盗まれていることを発見し、浦和東署に被害を届け出た。

警察では車上荒らしの被害にあったものとみて捜査を開始したが、犯人が最初からこの車両を狙って犯行を行ったのか、それとも偶発的に狙われたものなのかについては「わからない」として明言を避けていた。

2日午前になり、蕨市に住む同市の職員から「空き地の草刈りをしている際に、警察のものらしき防弾チョッキを発見した」と届け出があり、駆けつけた警察官が中身を確認したところ、これが捜査車両から盗まれていたものであることが判明した。防弾チョッキは盗まれた当時と同じ白い袋に収納されており、手がつけられた痕跡はなかった。

警察では車上荒らしの犯人が処理に困り、この空き地に捨てたものとみて、周囲の住民などに不審なクルマや人物を見なかったかどうか聞き込みを続けている。盗難された現場と発見現場はおよそ2km離れているという。
《石田真一》

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