盗難が発覚したのでは---男は遮断機の下りた踏切に進入して…

自動車 社会 社会

1日早朝、茨城県高萩市内にあるJR常磐線で盗難車が遮断機の下りた踏切に進入、回送中の電車と衝突するという事故が起きた。クルマを運転していたとみられる40歳の男は事故発生から9時間後に近くの草むらに隠れていたところを発見、逮捕されている。

茨城県警・高萩署の調べによると、事故が起きたのは1日の午前5時30分ごろだという。高萩市内を通るJR常磐線の踏切にクルマが強引に進入。回送中の特急電車と衝突するという事故を起こした。

クルマは衝突によって大破したが、電車の運転士と車掌が確認した際にはクルマの運転席は無人状態となっていた。車掌がクルマから走り去る男の姿を見ていたことから、警察では運転していた男は逃げたと判断。周辺の捜索を開始した。

また、後の調べで事故を起こしたクルマがひたちなか市内の自動車販売店から盗まれていたものであることがわかった。事故が発生した段階では被害届けは出されておらず、警察ではこのクルマがどうして踏切内に強引に進入したのかがわからなかった。

周辺の捜索を開始して9時間後の午後2時30分ごろ、事故現場から200mほど離れた草むらに潜む不審な男を警察官が発見。職務質問をしたところ、盗難車で踏切に進入して列車との衝突事故を起こしたことを認めたため、窃盗容疑で逮捕した。

男は警察の取り調べに対して「現場近くでパトカーとすれ違い、盗難車であることが発覚するのではないかと不安になって逃げる最中に事故を起こした。早くその場から逃れたくて、踏切を強引に突破しようとした」などと話しているという。警察では今後、列車往来危険容疑での取り調べも進めていく方針。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集