スズキ決算、初の売上高2兆円超え

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スズキ決算、初の売上高2兆円超え
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スズキは20日、2003年3月期決算を発表した。連結売上高は前期にくらべ20.8%増の2兆153億円となり、初めて2兆円を超えた。利益も営業・経常・最終の各段階で増益となった。

インドのマルチ・ウドヨグ社を連結子会社化したことや、日産自動車に対する軽乗用車のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を開始したことにより、売上高に約2400億円が上積みされた。これら純増分を除く、売上増加は6%となる。

営業利益は、原価低減や為替影響、売上高の増加といった増益要因があり、前年度比26.9%増の742億円になった。最終利益は同38.5%増の310億円となり、増収増益を確保した。

2004年3月期については、売上高を2兆1200億円と見こんでいる。円高による為替のマイナス影響、諸経費の増加などがあるが、原価低減効果を前期より46億円多い、516億円と見積もっており、営業利益は前期にくらべ14.5%増の850億円を予想している。最終利益は同12.8%増の350億円となる。

《編集部》

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