エンジンブレーキは「N」レンジではありません---事故原因に?

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15日午後、岩手県西根町内の町道で、7人が乗った老人ホームのワゴン車がカーブを逸脱し、ガードレールの隙間から60m下の谷に転落するという事故が起きた。この事故で老人ホームの入所者3人が死亡、付き添いの女性職員1人が重傷を負った。運転していた62歳の男性は「ブレーキが突然効かなくなった」と話しており、警察で事故の詳しい原因を調べている。

岩手県警・岩手署の調べによると、事故が起きたのは15日の午後1時10分ごろだという。西根町平笠の町道を走っていた7人乗りのワゴン車が左カーブを直進する形で逸脱し、ガードレールの隙間から谷に転落した。クルマは上下が逆さになる状態で約60mを落下して停止した。

この事故でクルマを所有する老人ホームの入居者3人が頭を強く打って即死、女性職員1人が重傷を負った。運転していた62歳の男性を含む3人は軽傷を負ったが、高齢者であることから救出が困難だったため、岩手県警のヘリコプターが出動。全員を吊り上げる形で救出した。

警察の調べに対してクルマを運転していた男性は「ブレーキが突然効かなくなってスピードがどんどん増していった。駆動系を切り離そうとシフトレバーをニュートラルにしたが加速は止まらなかった」と供述している。

クルマはAT車で、Lレンジにすることで多少のエンジンブレーキは掛かったものと思われるが、男性は「ニュートラルにした」と話しており、操作のミスがトラブルに拍車を掛けた可能性も高いという。
《石田真一》

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