県の許可を得ないまま廃車を大量保管していた男を逮捕

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茨城県警は15日、県から産業廃棄物収集運搬業者の許可を受けないまま、自動車販売店から引き取った廃車体を輸送し、自社の敷地内で保管していたとして、自動車解体業経営者の64歳の男を廃棄物処理法違反(無許可収集運搬)の疑いで14日に逮捕していたことを明らかにした。

茨城県警・生活環境課、同・水戸署の調べによると、この男は昨年6月から今年1月末までの間、県から産業廃棄物収集運搬業者の許可を得ない状態で、自動車販売店から買い取った廃車体を自社の敷地内に運び入れ、保管期限の7日間を越えても適切な処理をせず、山積み状態で放置した疑いが持たれている。総車両数は1000台分に達しているとみられ、一部は隣接する町道側にはみ出していた。

この業者の保管する車両を巡っては昨年5月、保管中だった3000台のクルマから出火する火災も起きており、鎮火までに24時間を要する大火災となった。男は廃車体から外した部品を中古部品として流通させる会社を経営しており、「廃車体の保管ではなく、必要とする部品の保管だ」と主張。廃棄物であるということを認めようとはしなかった。

近隣住民とも廃車体の保管を巡ってトラブルが多発しており、警察が出動することもあった。今回の逮捕は男が県の産業廃棄物収集運搬業者の認可を受けていたなかったことから実施されたという。
《石田真一》

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