【新聞ウォッチ】唖然、660人も“お抱え運転手”---道路公団

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年4月16日付

●イラク復興「連邦制の新政権樹立」暫定行政機構初の準備会合(読売・1面ほか)

●ホンダ、2本社制に、和光に新本社ビル建設(読売・8面)

●交通事故死者が昨年同期比で大幅減少(読売・34面)

●道路公団ファミリー企業、お抱え運転手660人、委託料年間55億円(朝日・2面)

●GM、シボレー輸入スズキに権利(朝日・10面)

●川崎重工、オートバイをリコール(朝日・33面)

●目で見る経済:自動車リサイクル、15年に95%達成目指す(東京・9面)

●ヤマハ元社長・川上源一氏の課税対象となる遺産約16億円(産経・30面)

●GM、1-3月の純利益、前年同期比6倍に(日経・9面)

●情報開示、自動車大手強化急ぐ、トヨタ、独立組織新設、「決算前」の業績開示、マツダ・三菱も導入(日経・11面)

●住友金属、自動車部品を中国で生産(日経・11面)

●訃報・増山孝明氏(元スズキ副社長)、劇症急性心筋こうそくのため死去、72歳(日経・39面)

ひとくちコメント

日本道路公団のお抱え運転手がファミリー企業に660人派遣され、一人当たりの委託料は月額69万円で総額は年間55億円になることが、政府の道路関係4公団民営化推進委員会で猪瀬直樹委員らが明らかにした。きょうの朝日など各紙が取り上げている。

公団の資料などによると、公団が所有している車両は、清掃車などを含めて約5600台だが、昨年度は、ワゴン車など683台が派遣運転手用にあてられ、工事現場に赴任したり、用地交渉の送迎に使われたりしたという。また、道路4公団からファミリー企業に、役員以外でも「顧問」や「参与」の肩書で800人以上が天下りしていることも明らかになった。

天下りといえば、10日に急逝した元スズキ副社長の増山孝明さんは旧通産省出身だが、スズキの重役になっても“社用車”をほとんど使わず、ひんぱんに行き来する工業団体には地下鉄の「定期券」を購入して移動されていたことを思い出す。お役人でもコスト意識の低い人間ばかりではなかったが……。
《福田俊之》

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