無気味……クルマから歩行者に向けて空気銃

自動車 社会 社会

6日、沖縄県沖縄市と北谷町で歩行者がクルマに乗っていた外国人風の男から空気銃で狙撃されるという事件が2件起きた。いずれも服の上などに当たってケガは無かったが、警察では暴行事件として捜査を進めている。

沖縄県警・沖縄署の調べによると、事件が起きたのは6日未明と早朝の2回だという。最初の事件は同日の午前2時30分ごろ、沖縄市中央の住宅地で発生している。35歳の女性が帰宅するために同市内の市道を歩いていたところ、黒っぽい乗用車に乗っていた外国人風の若い男が車内から空気銃を乱射。うち数発がこの女性の服などに当たった。男は乱射後にそのまま現場から逃走した。

およそ3時間後の午前5時30分ごろ、今度は北谷町美浜の住宅街で25歳の男性が空気銃の乱射を受けたと110番通報してきた。犯人は黒っぽい乗用車に乗っていた外国人の男で、沖縄市内で発生した事件で使われたものと同一の車種だった。このため、警察ではこの事件にも同一人物が関わったものとみている。

犯行に使われたのは直径6mmのBB弾と呼ばれるプラスチック製の弾丸を使うもので、連続した射撃を受けていることから、ガス圧によって発射するタイプ、あるいは電動モーターにて発射するタイプではないかとみられている。警察では容疑者がクルマで移動していることや、2つの事件の間に3時間の時間が開いていることなどから、他にも被害者がいるのではないかとして捜査を続けている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース