資源エネルギー庁は、2003年度−2007年度までの石油製品需要見通しをまとめた。それによると、ガソリン需要は微増傾向、軽油需要は減少傾向になるという。
ガソリン需要は、保有台数が年率1.2%で増加する一方、燃費は同0.6%ずつ改善するという見通しを前提に算出した。この結果、ガソリン需要の伸びは年率0.5%増と徐々にペースが落ち、2007年度のガソリン需要量は6115万キロリットルになるという。
一方、軽油の需要は、物流合理化や、ディーゼル車からガソリン車への代替が進むとみて、年率3.2%のマイナスで推移するとしている。この結果、07年度の軽油需要は、3345万キロリットルと算出した。