2月17日にロンドンで始まった渋滞料金。運営・管理するロンドン市交通局は交通量削減効果を必死にアピールするが、地元の報道では好意的なものばかりではない。
ビデオカメラでナンバープレートを読み取るのだが、街中を走っていない博物館のクルマに課金されていたり、一度もロンドンに乗り入れていないはずのアイルランドのクルマの持ち主に渋滞料金の請求が来たり。
原因はビデオカメラの性能の悪さにあるようだ。カメラの解像度が低いために、ナンバープレート上の「B」と「8」を誤って判断してしまうといったもの。ETCシステムのような技術(後付けの車載装置)を使わずに渋滞料金を導入できると胸を張っていた当局関係者だが、要のカメラによって足をすくわれるとは、少々お粗末。