係員の制止を振り切って---高速道路を逆走した老人、右腕切断の大けが

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13日午後、岡山県倉敷市内の山陽自動車道下り線・酒津トンネル内で、道路を逆走していた78歳の男性が運転する乗用車と、追い越し車線を走っていた普通トラックが正面衝突するという事故を起こした。この事故で逆走してきた男性が右腕切断の重傷を負っている。

岡山県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは13日の午後0時ごろだという。倉敷市酒津の山陽自動車道下り線・酒津トンネル内で、追い越し車線側を逆走していた乗用車が、32歳の男性が運転する普通トラックと正面衝突し、大破するという事故が起きた。この事故で逆走してきたクルマを運転していた78歳の男性が右腕を切断する全治数カ月の重傷を負い、トラックを運転していた男性も軽いケガをした。

逆走してきた男性のクルマを事故発生の数分前、現場から6kmほど離れた玉島インターチェンジの出口側から高速道路に進入しようとした。この際、料金所の係員が逆走であることを指摘したが、男性は制止を無視するようにそのまま道路内に進入していったという。係員は警察に対して緊急手配を行ったが、事故の防止には間に合わなかった。

警察では男性の回復を待ち、どうして高速道路に進入したのかなどについて事情を聞く方針。

《石田真一》

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