ボルボは、今年2月26日に発足したタイ事故調査センターに、ボルボ事故調査隊のノウハウを提供してセンターを通じてボルボの交通安全分野の専門知識を伝えていくと発表した。
タイでは、公式統計で年間1万4000人が交通事故で死亡しており、それとは別に毎年3万人が交通事故で死亡しているとの統計もある。ボルボは、タイの政府組織である幹線道路局とともに事故調査センターを設立、資金とボルボ事故調査隊のノウハウを提供する。
センターでは、体系的にデータを収集・分析することで、どのような事故が最も頻繁に起こっているか、危険性の高い事故などを客観的に把握、この結果をタイ政府が今後の計画を策定して最も被害が大きな分野で立法措置やキャンペーンを重点的に展開する。