トヨタ自動車は、11日発表したユニバーサルデザインの評価指標を今後投入する量販車にも適用して開発していることを明らかにした。今年投入する新モデルでは順次、評価指標を「ユニバーサルマーク」で示し、ユーザーにもアピールしていく計画だ。
ユニバーサルマークは、7項目ある評価指標の点数に応じてマークをゼロから4個まで表示するもので、マークの数が多いほど「使いやすさ」のレベルが高くなる。具体的な提示の方法は今後詰めるが、カタログなどにトヨタの独自指標として掲載することになりそうだ。
トヨタは、従来の安全や環境性能などに加え、ユニバーサルデザインを反映した「使いやすさ」も、ユーザーの選択材料として示し、定着させていきたい考えだ。