2日にゴールしたWRC=世界ラリー選手権第3戦トルコラリーはシトロエン「クサラWRC」に乗るカルロス・サインツ/マルク・マルティ組が優勝した。トルコがWRCカレンダーに載ったのは初めて、また今季初めてのグラベル戦でもあった。
2位にリチャード・バーンズ(プジョー「206WRC」)、3位にはフランソワ・デュバル(フォード「フォーカス」)が入り、4位にはシトロエンのコリン・マクレーが続いた。シトロエンチームはグラベルでマシンが高い戦闘力を示したことに満足している。
サインツはWRCで25勝となり、チームメイトのマクレーと並んだ。「コリンとは離れることができない」とサインツは語る。2人はキャリアのほとんどを同じチームで過ごしている。「コリンと並んだのはもちろんうれしいが、シトロエンのグラベルでの初勝利の方がうれしいよ」とサインツ。
ラリーの方は、コースに転がる大きな岩や、アイスやウェットという滑りやすいコンディションで、参加60台中完走したのは半分以下の27台であった。スバルのマキネンは8位完走、ソルベルグはリタイヤ組。
■リザルト
1:サインツ/シトロエン 4時間32分14秒1
2:バーンズ/プジョー 47秒9
3:デュバル/フォード 1分46秒5
8:マキネン/スバル 7分18秒6
2位以下はトップとの差
■ドライバーズランキング
1:バーンズ/フォード 18
2:マクレー/シトロエン 17
3:サインツ/シトロエン 16
7:マキネン/スバル 9
10:ソルベルグ/スバル 3
■マニュファクチャラーズランキング
1:シトロエン 39
2:プジョー 32
3:フォード 25
4:スバル 13
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